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備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

  釣り場は釣り師の巻き起こす喜怒哀楽に満ち満ちて・・・  さて 事件は釣り場の周辺で起こってまいります!

止めてくれるなおっかさん 12・14日 あこう浪士討ち入りします

 

 売られた喧嘩、程よい年になりますと鼻で笑って心で泣いて、大概の事はやりすごすんで御座いますが、これはどうにも勘弁ならねえ、大の大人があんまりに行儀が悪すぎる。

 

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 事はこうだ、釣り場にほんの手慰み、かに籠などを沈めておりまして、船頭の許可の下、釣りの合間、気晴らしに蛸を獲ったりアナゴを絡めたりと遊んでおります。このほか蛸壺も船頭がしつらえて釣り客の機嫌をとっております。

 

蛸壺が二つ、かに籠が一つ いかだの上に投げ出されています。これらは誰があげてもいいもので、別に規則もある分けでも無いので、自由に中の蛸なりアナゴなりを持ち帰れます。まあ不漁の人や初心者、始めて筏に来た人などに優先してあげるのが、暗黙の了解と言う事になっております。

 

 前日に筏に上がった釣り人がおりまして、船頭の言うにかに籠から蛸を2匹ばかり取り出したのだそうだ。平和です、何の問題もありません。特段あげつらう事もありません。

 

 問題はここからだ。ひとつの籠は中に骨など残骸が残っています。大体綺麗に掃除をして、餌などの魚をぶら下げて次の人のために海中に沈めておくのが、どう考えてもやりようだ。自分一人の物では無いし、自分さえ恩恵にあずかれば後は知らんでは事が余りに勝手過ぎます。年端のいかぬガキならいざ知らず、分別の一つや二つ 持ち合わせていようかと言う、いい年の大人のやり口ではありません。

 

 問題はあと二つ。蛸壺を上げるはいいが、明日の人のため沈めておくのは馬鹿でも分かることだろう。我々は中を掃除してそれから沈めることだ。それをあげたまま獲る物が無かったら、後のことを考えずにほったらかしとは、随分舐めた真似をなさる事だ。 

 最後のひとつ、実はもうひとつ籠があったのだが、引き上げロープだけで籠が無い。どうやらロープを解いたはいいが籠に結ばず又投げ入れたようだ。そう籠は糸の無い凧、はいさようならである。

 

 まあ大人気ないことはいたしませんが、このままと言うわけにも参りません。あんたの姑息なやり口、こちとらお見通しですよと、相手に知らしめてやらねばなりません。

 

 

 ええよい手口が見つかりました。犯人は現場に舞い戻ってまいります。前回のたこに味を占めているのは間違いありません。

 

 残ったもうひとつの籠に細工を・・・・

 

後は当日雪などが降れば、これは最高のお膳立てだ。