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備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

  釣り場は釣り師の巻き起こす喜怒哀楽に満ち満ちて・・・  さて 事件は釣り場の周辺で起こってまいります!

馬の角と釣り師

 

 

 日増しに冬らしくなってまいりまして、冬の釣りに向けた道具などの繕いをやっております。今年はかなりの不漁だった為、何か手立ては無いものかと思いながらの事です。

 

 

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 いつも都合よく思うのですが、特効餌か特段の能力を神様が授けて下さればと・・・

しかしこれは日頃が日頃ですから、願うべくも御座いません。何しろクリスマスではすっかり伴天連になり、正月はわずかばかりの賽銭で分不相応なお願いをし、人生最後あの世行きのときは仏様にすがろうてんですから都合が良いにも程があります。

 

 神様や仏様もいい加減なもので、願い事などなかなか叶えてくれません。ろくろく仕事などはしませんで、迷える子羊がすがってまいります、その度に小銭などを巻き上げますから、こんな細く長く搾り取れるうまい商売はありません。

 

 まあ神様仏様にしたって、商売道具の鳥居や門は犬の格好のマーキングの対称にされて貶められ、祝い事や祭りの時だけ都合よく利用されております。節操の無い輩をまともに相手にしたって、何処で裏切りに会って痛い目を見るかわかりませんので、それは仕事なども程々にしか、しないのかもしれません。

 

 あれあれ、前置きが長くなりましたです。本日は馬の「角」についてのお話で御座いました。ではそろりとお話を進めてまいります。

 

誰ですか?「浪士の野朗、釣りに呆け、頭がおかしくなったんじゃあねえかえ?」ですと。いえいえちゃんと馬にも角が御座いますんで、これは競馬関係者に取材をして確かめてあるんですから、おまわりさんが来ようと裁判所が出向いてこようと、逃げ隠れするものではありません。

 

 江戸の頃、紀州藩のお殿様の持ち駒に角が生えてまいりまして、最初は気味悪がったのですが、これを御神体にして不漁に嘆く漁船に祭ったところ、大層魚が群れてまいります。

 

 日頃は和歌山県海南市の藤白神社 というところに祭ってありまして、大漁祈願の神事に持ち出すとのことです。そう言う事になりますと、世の中変なもの変わったものと言いますのは、すべからく大漁祈願のご神体として試さねばなりません。今に釣り場は変なものであふれ帰るということになってまいります。

 

 八百万の神様がおいでになります。ご神体もまともな物から、これはという妙なものまで様々。どの神様が大漁に効くかなど、当たるも八卦当たらぬも八卦、訳は分かっていないのですから試してみる以外に手は無いのです。

 

 ああ、そこのあなた、奥さんの角、それは駄目ですよ。そんなものは遠の昔からちゃんと頭には標準装備されているのですから、いまさら珍しくもなんともありはしません。ご神体にはありふれすぎでとても無理です。

 

 若い頃ほかのところばかり見て、頭の中までちゃんと調べなかったからです。ほら調べて御覧なさい