釣りはスポーツなんでしょうか
なんとも不思議な話なんですが、釣りは昔オリンピックの種目だったらしいんです。
何でも2日間釣って重量を競ったとありますから、IOC公認のスポーツだったんでしょう。
海苔の養殖が始まって 釣り支度も変わってくる
このほか絵画、建築、彫刻、凧揚げ、綱引き、音楽などもあったと言いますから、何を持ってスポーツかと言うことになってまいります。 これは書いていて恐ろしくなりましたぞ!
ブログを読まれている皆さん、今のところ話半分でお願いします。これがほんとなら
IOCなどと言う団体は、かなりのいかがわしい不純な団体と言うものでしょう。
確かに釣りがオリンピックの種目ならどんな釣りにしろ、面白くなってくるのは間違いありません。釣りをなさいません人は「運」が作用するのに競技が成り立つかと思われるでしょうが、いえ腕が作用いたします。
逆に射撃、ヨット、スキーのジャンプなども風向きの「運」に作用されますからご心配に及ぶことでは有りません。
今あるスポーツと呼ばれる競技を観ておりますと、テニスは相手が嫌がるように球を打ち返し、野球は「盗塁」「牽制球」、サッカーにいたっては相手が崩れた隙を狙って、ゴールを一人で守るキーパーに大勢で襲い掛かる。今のスポーツは泥棒が多勢に無勢で意地悪を競う、実に卑怯な振る舞いです。潔さなど微塵も無い、男のやることとは到底思えぬのです。
正々堂々、潔く立ち会う、こうでなければなりませぬ。こうでなければとてもスポーツとは呼べませんで、そこに行きますと釣りなどと言います物は実に潔いスポーツではありませんか。東京の大会はこの競技で決まりです。
「アスリート」実に耳障りのいい今風の言葉では有りませぬか。朽ち果てたような「釣り師」はやめて明日からは晴れてアスリートと呼ばれる身分になりましょう。
浪士様 「おい、随分と派手な撒き餌だな?」
浪 士 「工夫しました、猫の餌を混ぜてみました!」
アスリートは、他人様より少しでも余計魚を釣りたいのです。ええほんの一匹でもです。そのためにはいろんな工夫をいたします。それが少々匂いたって他人様の鼻を曲げようが、ささやかな欲を満たすためには工夫です。一に工夫、二に工夫 三、四が無くて五に工夫。明るい明日が待っている。
匂いたつ撒き餌を持って渡船場に現れた、工事現場の人足にベストを着せたようなアスリート、はたしてこれらが金メダルの表彰台に似合うものかどうか・・・・
国際的に恥はかかれない。