福山自動車時計博物館(新館)が出来たのだが・・・・新福山百景 その2
新しく出来上がる‥のは、様々どこでも何時でもあちこちあるものですが、ここ福山にも新しいものが春のつくしの如く立ち上がったのでございます。
新しく立ち上がったと申しましても、これまた古いものが忽然と立ち上がった‥のが福山自動車時計博物館(新館)ということなのです。
館長の能宗孝氏については、過去記事でその癖をお伝えし暇つぶしを願ったところ、このたびはまたささやかに呆れていただこうという嗜好でお時間を頂戴いたします。
この館長という御仁、思い起こしていただければ少々、思い込みやこだわりが強いところで、すし屋に赴けば「たこ」を10貫ばかり腹に入れたところで・・
「今日いいネタはなんかある?・・・」
「鯛にあなご、こはだに はまち・・あれやこれや・・」
「そんなら たこ!」
とまあこのような塩梅であります。
夫婦は似ると申しますが、奥さんまで「そんなら あなご」「もひとつ あなご」
夫婦そろってすし屋に入りますと、そのすし屋、のネタケースはひどくいびつな品揃えとなってまいります。。
これは食べ物のこだわりようですが、他にも至って古いものが好き、その上無理にでもこれを今に使おうと、これがこらえきれない。
成れの果てが福山自動車時計博物館ということですから、個人のこだわりが行くところまで行きつくと人様の潤いとなってまいります。
他にも街の街路樹を切ると聞けば、大枚をはたいて他に移設してまいりますし、建物を建てる基礎工事でお城の古い石垣が出てまいりますと、檀家総代をしているお寺に移設、ここでも大枚をはたいたところで門構え立派な通路を作ってまいります。
そんなこんなでこの度はお隣、笠岡市、で古い家屋を撤去すると聞くや否や電光石火の如く 「それ 頂戴」
ご丁寧に昔の手順と工法で博物館の新館が出来上がったという始末、誠に目出度いことこの上ないのです。
館長曰く
「この柳の周りに堀を巡らせて、いくいくは鯉を放つんじゃ・・!」
嬉しさのあまり、目の前にいるのが釣り師というのを忘れて
「それは・・言ってもいいんかい・・?」
行く行くは近所の爺どもを集めて釣り堀にされるとも知らずに世にも勇気のあることをほざいてまいります。
「ふふ・・」
というわけで今回はめでたくも(新館))開設記念の大盤振る舞い、このブログを読んでおられる読者の皆さんに漏れなくいくらでも無料入場券を差し上げようという趣向。
我と思わん方はどんどんお申込みいただきたい。
申し込みはメールをください、もれなく差し上げます。
数が足らなくなったらどうする・・? かですと、なあに偽造するか
「釣り堀の鯉・・さぞかし可愛いだろうなあ・・」とでも言ってやります。
メールアドレス matui@lemon.megaegg.ne.jp