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備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

  釣り場は釣り師の巻き起こす喜怒哀楽に満ち満ちて・・・  さて 事件は釣り場の周辺で起こってまいります!

短足の船頭の天候予測

 

 

 年の瀬と言う事に成って参りますと、どちら様も気ぜわしくていけません。釣りも年内は、あと一度と言う事になってまいりまして、最後ばかりは、はかばかしい事になってまいりたいと思うのですが、こればかりは現場に行って見なければ分かりません。

 

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 何事も「終わりよければ・・・」で絞めたいのです、今年の釣果はさておいて、恥ずかしき事の数々、無かった事にして来年に挑みたいと、かなり乱暴な事を考えておりますから都合のいいのもいい加減にしなければなりません。

 

 昨日の記事の船頭、あまりに可哀想なので、今日は褒めて遣わします。

褒めるところと言いましても二つしか御座いませんで、一つは例の短い足です。これは別段他人にとっては害になるようなものではありませんで、何かの話題にする時揚げ足取りにはもってこいなのです。結構な年恰好になりますと、体の外見上のことをあげつらってもいじめにはなりませんし、逆に自分から話題にしまして場を和ませて参ります。

そういう意味からしますと、世の潤いと成って参りますので、貴重な存在と言わねばなりません。

 

 もう一つの褒めるところは、「天気読み」の特異な能力です。

釣りと天気の関係は、はおろそかに出来るものではありませんで、強風豪雨など釣り師は手出しの出切る物ではありませんし、雷も怖いものです。とりわけ風は直接釣りに影響しますので、それは注意を払う事です。

 

 通常はTVやネットで天気の具合など、事前に情報を仕入れるのですが、これが当たるようで当たりません。これらの予報はその地域一般の予報で、細かな地域の予報などではありません。細かな地域といいますのは又細かな地形をしているもので、地形によっては、天候の具合が程よく変わってまいります。

今ではピンポイントで予報サービスがあるようですが、これとてお金と端末が入ります。

 

 

 船頭は足は短いのですが、こちらの予報予測と言う事は達者なもので御座いまして、ぴたりと当ててまいります。釣り師にしたら無料の予報端末のようなもので随分重宝してまいります。

 

 短足気象端末の予報は空と、雲、風と湿度で成り立っておりまして、これらを経験値に重ねて予測いたします。

「一時間後に雨、風は吹かない」と言えば、下手な総理大臣の公約よりも確実なのですから、神様の次の位の教示なのです。

 

 この短足湿度以外は目測なのですが、湿度はどうして測るかといいますと、爪を切ります。つめきりで爪を切るときの切れ具合と音で湿潤の度合いが分かると言うのでありますから、それは他人から見れば首をかしげるような事なのですが、当人にとっては充分合理性のあることらしいのです。

「乾いたときの音と、湿り具合の音は違うじゃろう?切れ方も割れたり食い込んだり違うじゃろう」と言うのですが、分からんでもないがよくは分からんのです。

 

 携帯をこすればたちどころに虚実織り交ぜた情報が飛び出し、自前の積み上げた情報を持たぬ人にとって、端末が無いときの身のほどこしようは、いかになさるのか、これは、ご心配申し上げることです。

 

 浪士様にしても船頭がおらねば、正確な天候の予測など出来ないのですから、これは一つ教えを請うて身に付けねばなりますまい。

 

 なにご心配には及びません、教えてくれますとも。いやならもう一度海水を飲んでいただければすむ事ですから。