備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

  釣り場は釣り師の巻き起こす喜怒哀楽に満ち満ちて・・・  さて 事件は釣り場の周辺で起こってまいります!

2015-01-01から1年間の記事一覧

密かに時限爆弾を仕掛けたのだが・・・・

釣り場に着きますとどちらの釣り師も、それは無駄な動き無く準備を始めて まいります。永年同じことを繰り返しておりますと、日頃不器用な人でも洗練 されたものになってまいりますから、繰り返す事とはげに恐ろしいもので御座います。 この動きの中に何故か…

対岸の火事を釣場で見ると!

釣りといいますと、なにやら穏やかでのんびりとしたものに思われますが、世の中と同じで、時には思っても見ない事件に遭遇するもので御座います。 最近では釣りに行く途中、道の真ん中になにやら動くものがある。朝早くで薄暗いなかライトの先に照らし出され…

釣りにおける水槽実験はいかに行われたか

浪士様にとってこれくらいの学術的な研究は当たり前なのだ。 「釣りにおける流体力学と動物の行動様式の相関関係について」 どうだ立派なもんだろう、これくらいのことは朝飯前の用足しぐらいなもので、釣りに繋がるならどの様なことも研究なさいます。まあ…

魚を釣るための水上の釣り

魚を釣ろうとしましたら釣り場で一所懸命に釣るということに成りますが、これはこれで間違いじゃあ御座いません。 その上人様よりたとえ一匹でも余計に釣りたいと思うのは人情で御座いまして、釣り師はこれに腐心して色々散策してまいるのです。出来ることな…

道を外れるのか極めるのか!

「外道」と言う言葉がありまして、人間社会では、道を外した、人にあらずの振る舞いをする輩とでも申しましょうか、いずれにしても褒められたことではありません。 釣りの世界でもこの外道と言う言葉が使われていまして、狙いの魚と違う魚が釣れたときなどに…

釣り師と「うちの子やめさせます」

編集 釣り師は釣りをしに釣り場にと参りますが、そこは人のこと、そればかりでは有りません。 余程つらいこと、辛らつなことなど有りましたら、逃避しても参りますから、なにやら苦虫を噛み潰した釣りと成ってまいります。 さる方など朝っぱらから眉間の縦じ…

池田模型店のばあちゃんの釣りと野良猫

池田模型店のばあちゃんは、移動するのに充電式の三輪車に乗っている。足の悪い人が乗るあれだ。運転免許がいるのかどうかは分からない。 浪士様の釣りは海釣りで、食うためという目的もあるので少々生臭身を帯びております。そこに行きますと、スポーツフィ…

名人釣り師のぼうずと素人の大漁

さてお立会い! どちらさんも耳の穴カッポじってよく聞きな! 目の程はよ~く擦って目ヤ二なんか付けちゃあいけねえ、3年程目を閉じないで聞いとくれ。 世の中に名人上手と言う人は、こりゃあそれぞれ数あるもんでして、その道の上手という事は人並みよりも…

「年金釣り」の釣り師 あんたのはわしので わしのはあんたのかい!

段々に秋の気配が深まるところで、釣場と申しますのは釣れる魚が変わってまいりまして、これを追いかける釣り師も少々、面のすげ替えなど起こってまいります。 瀬戸内はこれから段々にメバルのシーズンに成りまして、毛色の変わった釣り師が出没して参ります…

「いやぁ~ん・ばか」 魚が釣れないのは深くて浅い訳がある

秋深し、隣は何を釣る人ぞ と申しまして、この時節と成りますと釣れる魚も様変わりいたすことで御座います。 釣り師も専門の魚種など追いかける人が有りまして、これがごっそり入れ替わったりいたしますから、釣場も新しい挨拶が飛び交う事です。 もちろん周…

さてどうやって仕返しをするか 負けた釣り師は考える

久しぶりの泊り込み遠征と洒落込んだのですが、これはいけません。 思い込みなどこちらの都合と言います事で、思いっきり外れて参りまして、綺麗さっぱり惨敗で御座いました。 メバルの写真をと思いは致したのですが、いかんせん釣れるのは10センチ足らず…

ちょいと遠征などと洒落込みまして釣って参ります。

どちら様もご機嫌のよろしいところで、釣り師といたしましてもご機嫌がよろしいのがよろしいと言う事でありまして、さてどうするか・・・。 相談など相整うところで、海賊数人の一行遠征ということに成りまして、さて遠出で御座います。数日留守にいたします…

「程度と加減」で折り合いの付いた釣りができるものです

釣場に、最近釣りを始めた人など有りまして、ご他聞に漏れず釣りなどをしております。 初心の人などは準備も過大に成りますもので、あれもいるこれもいる、もしああなったらそれもいると言うことでございまして、それは大量に成って参ります。 ある釣り人な…

釣り師は何に頼って釣りをするか!

年中釣りをして、生活の中心に釣りがどっかり鎮座しております。 釣り師たるもの、当たり前で御座いますが、どうして釣果をあげるかと言う事で頭の中は充満しておるので御座いまして、何処をどう見ても頭の中に他のものが御座いません、自然から手痛い仕打ち…

迷える子羊! 迷える釣り師!

秋深しとも成りますと、取り急ぎ活動期のやり残しなど、これが最後とばかりに動き回るもので御座いまして、あわただしく成って参ります。 これが最後のよすがと成りますと、中には慌てふためくものも出てまいる次第になりまして、それぞれ失敗などしてほころ…

人は何故釣りをするのか!  「 釣り師と人民 立て飢えたる者! 」

秋只中、渡船場に違和感が行き渡り好奇の目が注がれる事でした。 釣り師といえば相も変わらず たむろいたしまして、下司で下世話な話で持ちきりの事ですが・・・・。 場の空気が変わる、一閃するということは有ります。日常に異型の物がからみますと、人はそ…

世に釣り本をあさる趣味あり 釣り師の釣り本と釣り師で無い人の釣り本

自信たっぷりなのかと申しますと、生身のかなりいい加減な振る舞いなどいたすところですから、不安の一抹など横切るもので御座います。 妙なものでして、釣りなど永年やっておりますと、存外に釣れることが御座います。このような時、確かに自分には天からの…

疑って疑って猜疑心の塊に成れば釣れて参るものです!

天高く釣り師も肥え太っておりまして、それは世間様となんら変わることが無いところで御座います。 秋は季節柄陽気などもよく、食物も実る事からいたしまして釣り師もその恩恵にあずかってまいります。 世間向きには普通の常識的な何処にでもいる社会の構成…

豹変する釣り師  「わしゃあ今おらん・・」

秋たけなわという事で釣りも寒い冬に向かう前の、このときぞとばかりに勢を出して 釣る時節と成ってまいりました。 風などもまだ穏やかなものですから、釣り師の機嫌もそれは良う御座います。 日頃は風采の上がらぬ釣り師も俄然その気になりますものでして、…

「針を一本分けて下さい」 「三回廻ってワンと言うかい!」

akouroushix.hatenablog.jp 浪士様といえば道具の手入れに余念の無い事です。 何しろ釣りには道具が命で御座いまして、分けても浪士様の釣りは極細0,3mm.の穂先などを操るのですから、欲目もからみましてそれは丁重に手入れをする事です。 滞りなく入念…

 釣り師は釣り師であって猟師ではありません。 釣り師に神は味方するのか!

秋祭りと言う事で有りまして、何処もかしこも賑わいだって参ります。 神様にも縄張りとかいう、かなり穏やかでない決まりごとなどあるものでして、「ここはわしの陣地じゃ」とばかりに縄を張ってまいりまして、およそ神様の仕業とは思えぬ振る舞いをあちこち…

おい青年、今度釣りに来る時 よ~く鼻くそをほじって来な! 

釣り師が釣りを楽しいと思っておるので御座いますから、端から眺める衆にとりましても、楽しげに写るもので御座いましょう。その上獲物などが手に入るものですから、欲深い初心者はそろりと片足を修羅の世界へと突っ込んでまいるのです。 さて名人と呼ばれる…

釣りは前後左右上下に注意を払うもので、不都合は全方向からやってきます。

まことに平穏無事と申しますのは、どちら様にとりましても目出度い事でありまして、釣場にとりましても平穏であるに越した事は御座いません。 好事魔多しと申します。とかくこの世は生きずらく、何彼と申しますと不都合な事などが邪魔立てしてまいりまして、…

釣り座の前に遭難した船が流れ着く・・こんな邪魔のされ方はありません。

瀬戸内におきましても朝晩の冷え込みが感じられる事となりまして、釣り師といえば朝の冷え込みで着せられて、昼の暑さで脱がされると、着せ替え人形のような所作をさせられておるところで御座います。 釣りといいますと釣りに集中などして参りたいため、暑さ…

釣りは今日どう釣るか これからどう釣るかであって、決して過去の釣果をひけらかすことではありません。

空を見上げますと覆いつくすのは女心ばかりと成りまして、秋で御座います。 釣り師も気がはやる季節と成ってまいりまして、益々成り立ち様が世間様とかけ離れる事と成って参ります。 この時節に成りますと釣り師の頭の中は,それは釣りのことばかりで御座いま…

「ゆず」に「ごん」と言う名前をつけてやりました。この犬のほんとの名前はどう呼ぶのでしょうか

忘れられない名前というものは有りますもので、頭の隅にこびりついているものですから、つい節操無く使ってまいります。 釣りに行きます。人間様の食料に魚の食い分、釣れましたら自分の食い分におすそ分けの食い分と、随分な宛がい扶持を段取りせねば成らぬ…

ぼうずを喰らった釣り人が魚を貰います。 家に持ち帰ったらこう言うのです。

「こりゃあわしが釣った!」と言うに決まっています。 「今度はいつ行きますか?」と釣りを始めて間もない釣り人が訪ね来て、次回の釣行日を探ってまいります。 この釣り人、車を持たぬ上釣りのことなどかなりおぼつかない事もあって、浪士様の事を籠かきの…

海老で鯛を釣ったと思っても相手も同じ思いですから、バーター取引(物々交換)は止められません。

さる大店の大家さん、こういいます。 「こりゃあ海老で鯛を釣るたぁ このこった」 海老で鯛を釣るということは、安いありふれたもので高価で立派なものを釣るたとえで御座いまして、最近ではエビのほうが少なくなりまして、こちらも高価に成りましたから、ほ…

人の振り等見て我が振りを点検する釣り師

どちら様におきましても、美味しいものというのはお好きで御座いまして、これが嫌いなどとおっしゃる方は御座いません。 たまにいたとしても、世の中から振り向いて欲しい方便で御座いますから、やはり美味しいものはどんな天邪鬼でも好きなのです。 釣り師…

笑ってはいけません 釣り師は笑わそうとして事件を起こすのではありません

秋も段々に頃合という事で御座いまして、深まりに向かうところで御座います。 釣り師といいますと、灼熱の太陽からは少しばかりのご容赦を頂いて、釣りに専念する事ができる時節と成りました。 こうなりますと硬派の夏場の太陽も恐れぬ猛者から、他人の顔色…