備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

  釣り場は釣り師の巻き起こす喜怒哀楽に満ち満ちて・・・  さて 事件は釣り場の周辺で起こってまいります!

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

魚はその日に寸法を変える!

世の中は分かったようで、その実いかほども分かっていないことのほうが多いものでご座います。 魚と申しますものも、まことに不思議なものでして、釣り師の一部の方は心当たりのあることでしょうが、釣り上げられた後、刻々とその寸法を変えてまいります。い…

釣り師と真っ直ぐな針の釣り

世の中には理解に苦しむようなことが数ありまして、分かってしまえば、ああなんだと言うことになってまいります。 出来の悪い頭で考えておりますと、思い悩んで夜も寝られぬという次第になりまして、寝込んでしまうなどと言う、なんとも馬鹿馬鹿しいことにな…

釣り師の釣る前の釣り

とかく釣り師などと申しますものはその大概がいい加減なもので、その上あること無いこと与太話のてんこ盛りで、まずまともには相手できぬ代物で御座います。 出船前になにやら薄汚れた一団がたむろして、かしましく井戸端会議などを始めております。 これは…

とびの釣りと釣り師

その人の前に出るともの言うことも逆らうことも出来ません。じっと命令を聞くしかありません。 平尾さんは背中にそれは見事な刺青のある人で、龍がどくろを巻いてにらみつけています。他人が刺青が怖くて黙っているのではありません。卓越した仕事の進め方が…

釣り師が海で釣るもの

昨日は時間があまり無くて書かなかったのだが、二つほどの出来事があった。 ひとつは写真があまりうまくない、どうにもぼけているので満足はしていなかったのだが,どうやら朝のたちこめた霧のせいだったらしい。カメラはやはり値切って購入するものではない…

今日は釣りでした。 魚釣りです!

本日は朝早くから釣りです。ちょうど良い気候で、風も無く潮もよし。あとは釣れるかどうか。釣り場に着くと向かいの矢の島の、いつも季節を知る目印にしている木があざやかに紅葉している。この合図で年末までの釣りを組み立てなおします。 こりゃあひどい写…

なんだ「はてな」秋の新しいものを聞こうってかい!

今週のお題「秋の新○○」 おいおい「はてな」、 秋の新・・からあとが出てこねえか・・・困ったあげく、あ~あとうとうお客様にお助け願います。「教えて、助けて、ごめんなさい、出来ることならご教示を」な~んにも知らねえんだなあ、文系の頭でっかちの、ひ…

釣りをする人、すくう人、その又道具を作る人

釣りと申しましても様々ありまして、そこらへんの溝にちょいと仕掛けを入れて手長のえびを釣るものから、大層な船仕立てでマグロを狙うものまで多種多様で御座います。 花も多種多様で・・・色も多種多様で・・・ それに伴う道具もこれでもかというぐらいお…

ゲンかつぎの釣り師

浪士様とて人の子、そう自信たっぷりには生きられません。 そうです弱いとこなど粋がって、人には見せぬように取り繕っては居りますが、やはりぼろは出ます。 日頃が日頃ですから追い討ちのきついのなんの、それは当然でしょう。 おいあぶない 落ちるぞ 釣れ…

韓国の婆さんと落とし穴

順徳婆さんは韓国の人だ、日本に来てどれくらいなのだろうか、最近永年の夢だった帰国に興奮気味だ。順徳という名は男か、とこちらの常識では考えがちだが、ちゃんとした女の名前だ。 婆さんがくれた願いのかなう置物 あまり仕事をしない 婆さんは戦前ご主人…

釣りはスポーツなんでしょうか

なんとも不思議な話なんですが、釣りは昔オリンピックの種目だったらしいんです。 何でも2日間釣って重量を競ったとありますから、IOC公認のスポーツだったんでしょう。 海苔の養殖が始まって 釣り支度も変わってくる このほか絵画、建築、彫刻、凧揚げ…

釣り場の周辺に生息する人々

釣り場の周辺には多様な喜怒哀楽があって、それぞれ翻弄されています。人の数だけ様相がありますから、これは難儀なことです。 昨日は渡船場に到着するのが予定よりも随分早く、手持ちぶたさにあれこれ勝手なことを考えております。 はい、それぞれの人様の…

揺らぐ釣り師 救いの手はいまだ・・・

どうして釣りばかりに呆けるかという人があって、そう正面切っていわれると大概返答に困ってまいります。 そこに魚を釣る遊びがあるから、それを気に入ったからという言うしかないのですが、どうも漫然とした事で、釈然とはしてまいりません。 最近飼い犬と…

こりゃ「はてな」覗きたいのか!

今週のお題「我が家のご馳走」 やい「はてな」どうして他人のご馳走事情を覗き込もうとするんだい? ああそうかその手の趣味か、悪い事は言わん早めに治療するなり厚生施設に入るこった、もう行くとこまで行ったやつは警察に自首しろ。お上にもちったあ慈悲…

7イレブンと釣り!

セブンイレブンのおばちゃんは料理が上手だ。 ご主人と店に立つこともあるが、余程人のつなぎがうまくない時以外は2坪ばかりの畑で精を出している。店は若夫婦が切り盛りしているが、まだまだどうして肝心なところの仕切りはおばちゃんだ。 おばちゃんの畑…

わらしべ釣り師 魚は何に変わったか

釣り師の扱うものは何かといえばやはり魚ということになって、話はここで終わってしまうものだが。 さてその魚、毎度毎度では、釣るにしても食べるにしても、その上お話しするにしても食傷気味に成ってきます。腕のいい浪士様あたりになると、心得たもので、…

ダウジングと釣り

先日竿ごと魚に引っ手繰られたので新兵器だ、名前をつけてやらねば お前さん他人のことはあげつらうが、なんだか色々有りそうじゃあねえかですって。 へい、それはもう貴方、色々恥ずかしきことの数々、決して人には漏らしませなんだが、穴に入りたくなった…

おい「はてな」ちょっと来い! 地元発見伝だと・・

なんだなんだ、このお題の出し方は。趣向を変えて変化球で来たな。 へなちょこ野朗だとは思っていたが、よっぽど困ってこの様か。ひとさまのお力にすがって ああ惨めだねえ、人間誰しもこうはなりたくねえもんだ。 なあ「はてな」そんなに困ったら、人様にお…

釣り師の野点

風流を気取ってみた。むくつけき男たちにも、かすかに現世の諸事とつながろうという気持ちは残っている。 釣れぬ時間帯を見計らって釣り場で野点の準備だ! この中に色々道具を詰め込むらしい 釣りは終日釣れるという物ではない、潮周り等、周りの環境によっ…

釣り師のお守り

え~秋も半ばで御座いまして、気候のほうも随分とよろしくなってまいりました。本日も毎度ばかばかしいことで皆さんのご機嫌を伺ってまいります。 世の中に釣り師といいますものが何処にも居りまして、これが大層嘘を付いてまいります。どれぐらいの嘘かと申…

どぶねずみ銀行員の釣り

「こんにちは、お邪魔します、あのですねえ・・・」 「こらまて、そんなに慌てるもんじゃねえ、慌てたところで余分に金は返さねえよ、なんなら返すの止めてもええぞ」 豆本 江戸時代からある文化だそうだ 私の友人が作っている 息せきって飛び込んできたのは…

ノリさんは飛島の漁師だ!

ノリさんは飛島の漁師だ。 笠岡諸島の一番端っこの小さな島で、生まれながらの漁師の渡世だ。 穏やかな奥さんは、聞かん気の強い主人に黙って従って小さな民宿をやっている。二人ともこの島で生まれて結婚した。 何の夢かな ノリさんに最初に出会ったら、誰…

「釣り師」になる方法!

釣り師などといいますものは、そう上等なものでは御座いませんでして、朝から晩まで自分の都合のいいように日暮しなどをしております。頭の中など四六時中魚を追っかけていますので、ほんとのことなど頼み込むのは自殺行為に等しいことになってまいります。 …

釣り師と釣り本

釣りをする人が「釣り本」を読むのは当たり前でしょう。その趣味の無い人が釣り本などと・・・どうやら世間知らずはこちらの方らしく、釣りの趣味など持たぬ人が「釣り本」を集めるという別の趣味もあるそうで、それぞれ思い込みというのは違って参ります。 …

釣り師は短気といわれるが!

いえいえ、全部がそうでは御座いません。 のんびりした方や注意散漫、他の事を考えている方、なかには釣りそっちのけで、本格的な調理器具を持ち込み昼ごはんに備える方もいらっしゃいます。足らないのは魚だけと相成って、いかにも美しい釣りをなさる方もお…

釣れなくても海に糸を垂れているだけでいい  そんなこたあない!

そんなこたあ間違っても御座いませんですよ。 どちら様も魚が釣れなかったときの言い訳に予防線を張られているだけです。 永年この渡世を張っておりますと、この手合い、散々見てまいりました。 釣れなくていいなら、別段竿を出す必要などありません。 海辺…

おい「はてな」 こっち向け! 書いてやらあ

今週のお題「運動会とスポーツの秋」 おい 「運動会といえば何体操?」かだと。上の御題と違やあしませんか? 一寸聞くけどな?世の中じゃあ何時から 「スポーツの秋」と「体操」がおんなじ意味になったんだ? まあいい今回は「体操」で書いてやらあ、感謝し…

釣り師と棍棒!

はい! そこのあんた、一寸こっち来てごらん! あんた自分の最期、棍棒で「ぼこっ!」と殴られて死にたいかい? 「そりゃあ一寸ご勘弁を!」そうだろう、誰だってそうだ。できる事なら、おごそかに上品にと思うはずだ。棍棒なんかで逝かされた日にゃあ寝覚め…

「山頭火」の釣り

野良猫が床下に住み着き子を育んでいる。気の小さい私などは目が合うとつい餌をやりそうで、ここは一番、無視を決め込んでいるのだが・・・・ 子猫は屈託無く終日飛び跳ねている。野良だけにこの後過酷でなければと思うしかない。 まだ日中は夏を引きずって…

釣り師は好色か!

巷間言われることに「釣り師は好色である」 と言うのがある。 世間様に私は好色で御座いますなどと、あからさまに言い募るのは、浪士様のように慎み深いお方にとって耐え難いことである。 色のことなど、そこはかとなくほのめかすのが王道であって、品位の無…