2015-01-01から1年間の記事一覧
秋と言う事で御座いまして、何分食べるものなどの旬を迎えるものが多くなりまして楽しみな季節と成ってまいりました。 魚などもそれぞれ旬というものを抱えてまいりまして、油が乗った等といいまして盛んに食してまいります。 腹八分目と申しますが、気候は…
この季節に成りますと彼岸花といいますものは忽然と現れてまいりまして、野辺を彩ってまいります。 釣り師におきましてはこの花、釣りの目安として観察しておりますもので、秋の釣りシーズンを知る手がかりと成って参ります。 近年までは野辺の彼岸花を観察…
菅笠成るものこれは外国産の安手のものでして、とんがり具合が急勾配と成っております。 国産のものは勾配がゆるく、これは日差しの関係でそうなるのかとも思います。 さてこれに手習いの紙を貼るといたしましょう。まず傘にのりを塗ります。 紙を貼るのです…
ああいぶし銀いぶし銀。 柿渋は順調に熟成中、いい具合に泡も立っております。 今回は菅笠に反古を貼ります。手習いの習字の紙など貼って参ります。 昔はふすまの下張りなどに使われたものです。なにやら「四畳半襖の下張り」とか言うのも有りましたな。 さ…
清く正しい正義の釣り師「あこう浪士」様は最終的にはいぶし銀と呼ばれたいのでした。 「いぶし銀の釣り師」 実に耳障りの良い言葉ではありませんか。 釣り師たるものいつかこう呼ばれて見たいものだと思っておりますから、日頃の精進を怠らぬ事です。 とは…
先ごろ罰当たりの御神籤引きの話を書いたところでありますが、大層乱暴な話で御座いましてこんな奴ばかりが「釣り師」と思われるのも心外で御座います。 ほとんどの人はおとなしいものでして、一部の無法者の振る舞いでその他大勢の釣り師があおりを受けるの…
秋の季節にあい成りまして、世間様ではあちこち出向かれて活動的な時節と成って参ります。 出歩くのは目的地など予め粗方が分かっている所ということが多いものであります。 釣りなどと申しますのは、場所は分かっているけれど中身に至ってはこれが丁半博打…
「懲りもせずよう続けてじゃな・・」 と言われます通り懲りないのですから、またまた釣りに出かけるという具合で御座います。 他に芸でも有ればの事ですが、もって生まれた才などかけらも見出せないのですからいたし方の無いところで御座います。 釣り師の中…
「大体お前さんの釣りは釣り姿がよくない」 どうやら今日は説教とうんちくで楽しもうと言う趣向らしいです。ああ馬鹿馬鹿しい。 「お前さんのは釣り姿がよくない、大体あごが上がって脇があいてその上中心がぐら つく、まあ、みっともない見本だな。脇なんぞ…
私の主人、皆さんもうお分かりでしょうが、これが何処でどう目覚めたのか、悪魔の趣味に魅入られ、無類の釣り好き、明けても暮れてもやはり取り付かれております。 私など犬の世界では癖は有っても趣味など持ちません。主人をはじめ人間は変な事をするもんで…
「たそがれ清兵衛はうまい・・・!」と主人は言います。 今日はあいにくの雨と風、主人の機嫌がすこぶる悪い。 そりゃあそうだ、昨晩は今日の準備にあんなに嬉しそうにいそしんでおりましたからね。何の準備かですって?ええ釣りです。ただの釣りの準備です…
浪士様はブログを始められる前といえば文章など書かれる日常では御座いませんでした。 高校は新聞部と剣道部でしたので新聞記事らしきものは書かれたのですが、それとて年数本ばっかりで御座いまして、とても書いたと実感できるものでも御座いません。 釣り…
秋の釣りシーズンを迎えます。シーズンと言いましても秋だけが釣りに適していると言うわけでは御座いませんで、秋の魚を釣るシーズンの事で御座います。 秋の魚はもちろん、同じ魚でも大きさや引きというものは違ってまいるものでして、シーズンごとの釣り味…
釣り師はめったな事で釣具屋さんを渡り歩くと言う事は御座いませんで、よほどのことが無い限り、なじみの店とは一蓮托生の間柄と成って参ります。 浪士様はこれまで2度ほどひいきの釣具屋さんを代えられています。余程の事でもなく、一軒は倒産の憂き目で、…
もうそよぐ風といいますものが表情を変えておりますので、秋の心構えと言う事に成って参ります。 こちらでは台風一過でも有りますから、仕切りの直しに具合の程がよろしいもので御座います。 先日釣り人のカラフルな原色系のウエアについて書いたのですが、…
「釣り師かい!道理で気が短けえと思った」と言う人が有りまして、確かに気が短くなくては釣り師は立派なお勤めができませんから、うなずく事では有ったのです。 だからと申しまして まずぶん殴っておいて「おい、今のは何の訳あって殴ったんだったかなあ?…
「4380万円でわが家を売りました」のおじさんみたいに成りてえのか?と言ってやりましたよ。 どちら様もお日柄宜しく、休日が迫る事と成って参ります。政治家は地元に、カラスはねぐらに、へそくりは額縁の裏に、もちろん釣り師は釣り場へと急ぐ事で御座…
朝晩がすごしやすくなりますと否が応でも「豊穣の季節」を意識するところでございまして、どちら様も夏の賑わいなど取り捨てて、秋のたくらみに思いをはすところで御座います。 浪士様に置かれましては、早、秋の目論見など遠の昔に済まされて、段取りも半ば…
さる会合でたまたま隣り合わせの人と話が弾んでまいります。 その方の娘さん、といっても35歳ということでしたが生まれつきの障がいのある方と言う事でした。 話したのはお父さんとでありましたが、ひとしきり釣りの話で盛り上がって、娘さんの事は話の最…
akouroushix.hatenablog.jp どちら様も残暑と言います事で、今の季節に幾分辟易とされているのではないかと存じます。 なあに そのうちいやでも寒い時期も訪れまして、あの残暑の頃が懐かしくなりますから、あいも変わらず無いものねだりと言う事で御座いま…
さて世間様ではどちら様もお盆と言う事で、ひと息 一区切り、釣り師といたしましても、はや秋のシーズンに手ぐすねを引くと言う事と成って参ります。 さしもの無法者で罰当たりの釣り師といえども、さすがにお盆の間は殺生の事など遠慮をいたすところで御座…
残暑厳しい折どちら様も次の季節を待ちわびるという風に成ってまいりまして、釣り師といえば、こう暑くては釣り場に出向く釣り師などおるまいと、一人抜け駆け、今日は釣り場 貸切とほくそ笑むので御座います。 ところがどっこい、思うことはみな同じ、釣り…
「あのなあ・・おってきゃあのお~」と観音竹婆さんは観音竹の鉢を引きずって訪れます。鉢の角は引きずったため、少々欠けておるような・・・ 「ありゃあの、ええのおつかみゃぁたけえのこの植木がせごうできんよんなっての、あんたにゃあ、ぎょうさんさかな…
akouroushix.hatenablog.jp 駐車場に降り立ちますと、熱気がまとわり付いて、これはとても尋常な暑さでは御座いません。本日は釣りをあきらめております。 集中すれば、暑さなど涼しいと馬鹿な事を言う輩が有りますが、暑いものは暑いのですから、やせ我慢を…
浪士様と申しますと相も変わらず、釣り場で釣り呆けております。 釣り以外のことは無いのかい?と申されますが、そう世のなか器用には渡らせてはいただけませんもので、それは不器用な世渡りと言う事で収まってまいります。 とるすべも無く釣りということに相…
毎度珍しくもなく、代わり映えのしない、ここは釣り場ということで御座いまして、本日は暑さも厳しい折から、水の中の事といたしましてご機嫌を伺ってまいります。 釣り場は当然、釣り師の虫干しということで御座いまして、雁首を並べて釣るので御座います。…
浪士様は釣りに向かわれるのに、「作務衣」を着用され始めました。 一つはメーカーさんのロゴマークがでかでかと我が物顔で占領しているウエアはどうにも恥ずかしいし、メーカーからは宣伝広告費の一円も貰っていないので、金を払ってまでメーカーの宣伝する…
akouroushix.hatenablog.jp 旗手さんは島の出身の人で、永く陸で長距離トラックの運転手をした人だ。 彼の釣りは特異な感覚を駆使して釣るのがスタイルで、釣る技術に加えて、感覚を使って釣るのですから、その腕は衆目の一致する事だ。 釣りを長年やってお…
どちら様も 暑中お見舞い申し上げます。 こう暑い日が続きますといかに吹きっさらしの海上とはいえ、それは暑う御座います。 程よい気温ならいざ知らず、こう暑いと、いかにいかに守銭奴のごとく釣られる浪士様とはいえ集中力を維持するのには苦労される事で…
釣りを教えてくれといいます。 なんでまたそんな気に成ったか?と聞きますと、どうやら浪士様のブログを読んでいるらしく 「毎度いろんなことが起こって、退屈しませんよね。楽しそうでいいじゃあないですか」 と、目も眩むような事をほざきます。 馬鹿野朗…